吹っ切れた姫乃が陶芸に取り組む姿はいわゆるゾーンに入った状態のよう。「自信があるから一度作った作品を捨てられる」日々取り組み続けるとある時(壁を越えて)見えている景色が今までと違っている事に気づいて驚く事がありますが、姫乃にとってまさにその一瞬だったのかなと。
娘の親離れに戸惑う父の目線やライバルの存在に気付いた久々梨の目線も描く事で、姫乃の成長する姿に奥行きをもたらしているのがまた素晴らしかったです。特に久々梨は8話の十子先輩のエピソードでもそうだったけどピンポイントでいい役回りしてて印象に残ります。