お父様とのお別れ。父がドアの前から立ち去る足音、馬車が出発する嗎きと蹄音、そして船が出港する汽笛、と父が遠ざかる様子をセーラが音で感じとる演出が上手い。後を追いかけたい衝動から悲しみへと別れの辛さがありありと伝わるよう。
この場面でかかる、運命を感じさせるやうなドラマチックな劇伴がまた素晴らしい。樋口康雄さん良いお仕事なさる。
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