愛ゆえに共に逝こうとし、愛ゆえに相手には幸せにずっと生きていてほしいと願う。
散々愛を連呼してきたこの作品だから最後の最後しおちゃんを生かそうとするさとうちゃんの行動は大いに納得できるものでした。
それを生かされた側がどう受け取るかですが、しおちゃんは歪むことなく、あるいは歪みきって心の内に愛を抱えているようでなにわともあれ幸せそうでなによりでした。
なかなか衝撃的な作品でしたけれども良きものでした。
それはさておき歪みながらもハッピーに終わったさとちゃんしおちゃんに対して周りはだいぶ悲惨。
さとちゃんしおちゃんの幸せを侵さない程度に彼らにも幸あらんことを。