魔法少女版キノの旅
一部のキャラが使い捨てでなく複数回にわたって出てくるのはいいアクセントになっていたと思う
サブキャラが数回出るからのこその頭から飛ばしたエピソードを入れてきたのだなぁと実感する
ほっこりした話とホラーな話が交互にエピソードとして組まれていたため、次はどんな話だろうと次々追ってしまう感覚があった。
「魔女の旅々」という一つの本としてのまとまりと違う選択肢をした場合の自分がどうなっていたかの問いかけがこれまでの話とこれからの話を紡ぐものとなっており、綺麗なまとまりを見せていた。素晴らしい
原作も素晴らしいがアニメも素晴らしい
稲荷崎の強者感と異端さが演出からにじみ出てた
緊迫している状況や点差が開いて焦っているときに視界が狭くなる状態を烏野チーム目線で画面全体に黒いもやを入れるなどの細かい表現もしっかりされている。
一緒に戦っているような雰囲気を味わうことができ、興奮してしまう部分が多々あった。
日向が終盤で綺麗にトスを上げるシーンは本当に素晴らしく合宿の全てが出たな、あの日向がよくぞここまで成長したなって感じれた、このシーンを見るためにこの作品を見ていたのではないかと思わせるほどの感動
菅原さん同様、泣いちゃったよ
熊さんのかっこをした少女が異世界で無双するいつもの奴
現実世界で一人で生きてきた子が異世界で1つ1つ大切なものを見つけていく
中盤から主人公が大事な人たちを無意識に守っていくと決意している瞬間、終盤に向けて徐々にそれを自覚した瞬間の描写はうまいなと思う。
その最終的な姿が現実世界との真逆となっているがまた良いところ
この辺を上手く表現しているEDは素晴らしいかった、また一番大事なキャラと最後に歌っているのが非常によろし
「あのね。」を聞いてくれ
全体の絵柄が絵本のようなハイカラな空間なので、熊さんを着たやべー奴が違和感を感じさせないようにしているのは良く、緩さを与えていると思う
メインキャラクターがロリベースなので、ロリが苦手な人は難しそう
続編があったら多分見ます
1期と比べアクション寄りと言うより物語の真相に迫る、修行パートが多かったので、アドラバーストし合うような迫力はなかった
真相は驚きがあるものが多く、この作品の面白さを知るにはここまで知ってわかるって感じの印象
バトル自体はかっこいい必殺技をお互いに出し合うってよりは環境や自分の能力を考慮して詰めていくって感じなので、派手さは若干弱いかなと思うが、個人的にはそこが好きな部分でもある
次の展開が気になるのは間違えない
恋空池袋異世界編
導入から主人公なのか彼ピッピの回想なのかが非常に分かりづらく中盤から明かされる彼ピッピの能力がご都合主義に見えてしまったのが非常に残念
2人のエピソードがあんまりなかったので、思い出を語るシーンが薄っぺらく見え、回想そこかよ!で笑ってしまった
映画で伝えたかったメッセージはシンプルで分かりやすかったのでそこは評価
最後に愛し合う二人が抱き合えば何でもいいと思うなよ
絵も背景はキラキラ動いており不思議な世界を表現していたが感じのキャラがあんまり動かない印象だった
育江さんと山寺さんを起用していたが2人1役にする意味合いも全然感じなかったのでお金をかける場所間違えたかなって思う
主題歌大変おいしかったです。ありがとうございます