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唆されたもち蔵の行動に警戒を強めるみどり。
言い争いでの「……なに?」はややニュアンスが難しく感じたが、後の流れだとか「もち蔵だし?」のところで微妙に肩の力を緩める所作を見ると、もち蔵の低レベルのマウントに拍子抜けしたという感じなのだろう。たまこから決定的な言葉質を取ったみどりは「好きにすれば」といった様子。この力関係は告白に関してキョドるもち蔵を笑う場面で明白になる。
一方のもち蔵はまぁみどりの正論を喰らって冷静になったといったところなのだろうか。花火を観ながら改めてたまこを意識するもち蔵だが、冒頭と同じシチュエーションのラストでは意識した様子もなく(頬を染めていない)単に友達と言った絡みで終わる。
デラの干渉があっても物語が動き出すというよりはむしろ日常への回帰に収まる、というところか。



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