満足度:7/10 おすすめ度:★★★★☆
特殊な能力を得た「魔王」と「勇者」が争う現代アクション。
本作の価値観はおもしろい。勇者は魔王を暗殺する「クズ」の稼業であるというもの。
作画が綺麗とはいえず、低予算のアニメではないかと思った。しかし、2頭身ぐらいにデフォルメされたイラストを挟んだり、視聴者を飽きさせないホスピタリティを感じて好印象だ。敵を斬るときの効果音が、スマブラのホームランバットみたいな音で笑ってしまった……。
ストーリーは想像した以上に楽しめた。魔王も勇者もさまざまな勢力があり、それが複雑に絡み合っている構図だからだ。バトルシーンでは、能力をどのように活かして戦うか工夫が凝らされており、ワクワクするような展開が続いた。
ヒロインは、勇者を育成する機関――「アカデミー」の女学生3人である。主人公のことを「師匠」と呼び慕う彼女たちは可愛らしい。主人公は主人公で、彼女たちの能力をどのように引き出していくのか考えていて、「師弟関係」を描くストーリーとしての魅力にも溢れていたかと。