かつて及川が思った「飛雄が自分を負かす今日」。
そのインハイ予選と同じ状況、同じように日向を使ってくると読みきった及川にそれでも勝てたのは、影山の個の技術頼みだった変人速攻から日向も空中で戦える新たな速攻となったその進化が僅かに勝ったからか。
そしてそこへ繋げるまでの両チーム全員の粘り、まさに6人で強いほうが強いという試合だった。
それ以外も様々な烏野と青城の全てが凝縮された回。
助っ人の助っ人がアドリブに合わせてピンスポ当てたり単サス落としたりこいつらすげえな、毎話そんな感じではあるけども。
どうでもいいけど、癖っ毛キャラ好きなのかもしれない自覚が芽生えた。
自分の対抗心のためのストレートからチームのためのインナースパイクへ、あくまでチームの為にプレイを変えるのではなく自分の武器をチームに活かしていく京谷、そしてそうさせる及川。
二人だけではなくコートにいる全員が自分をどう活かして戦っていくかを考えながら戦っている描写が詰まった回。
チームに対する及川の信頼と影山に対する日向の信頼も対比になってるのかな。
追い詰められた中でのミスが生む新たな必殺、というのはわりとベタではあるけどこういうのがいいんです。
ベタといえばベタだが基本に忠実といった感じのお姉ちゃん回。
二人だけで話を進めるとどうしても片方に損な役回りが集中してしまいがちではある、しかたないけど。
前から怪しげだった生徒会長の正体が判明、何かしらロゴスに関わってるのかと思いきやそのものだったとは。
しかしダイハチへ直接的なアクションをとろうとしている辺りロゴスの真意が何なのか気になるところ。