なんの予備知識もなしに,軽率に劇場先行上映を観に行ったが,ここまでハマる作品になるとはぜんぜん,まったく,これっぽっちも思わなかった。
キャラクターからストーリーから作画から演出からすべてが素晴しかった。
劇場先行上映・TV(ほぼ)リアタイ・ニコニコ動画で何回見ただろう。
未来翼静香の3人を中心に据えながら,MILLIONSTARS 39人の全員をできるだけ描写しようとして破綻なく描ききったのはお見事。
昔からの小ネタもふんだんに使われているようで,ニコニコのコメント見ると「綿田監督スゴイを通り越して恐ろしい」と。
古参のファンは歓喜と涙でいっぱいなんだろうね。ミリオン本作から入ったわたしもそうだったから。
【劇場先行上映鑑賞済み】
Annict で「とても良い」の上の評価がないのが悔しいくらい素晴らしい話数。
ほぼ全編ライブシーンだけど,その中にもさまざまな起伏が含まれている。
この心揺さぶられる体験をするために何度劇場に行ったことか(8回
横山奈緒「亜利沙,デビューイベントの桃子見て思ったらしいで。アイドルファンでおるだけでなくて,自分でアイドルにならんと,って」のときの桃子のリアクションがとても好き。
わたしは桃子ファンなのかもしれない。
機材トラブル。劇場先行上映では暗転したが,TV版では暗転なし。
そのあと未来が駆け出すくだり:
翼「未来,なにするつもり?!」
未来「わかんない!!!」
この返しがすごい。未来の身体が勝手に動いてる感あって。
そのあと通路で歌いきってホッとした奈緒杏奈風花と千早の絵がとてもエモかった。
舞台は再開し,白石紬ソロ,桜守歌織ソロと続く。
何度見ても歌織さんの「ハミングバード」から涙が頬を伝う。
メロディーも素晴しいし,歌織さんの手の描写がとても美しい。
続くTeam3rd「オレンジノキオク」(初公開)。
キュンとする曲でとてもいいが,それ以上に袖に戻ってきたかおつむの止め絵が尊すぎて曲が飛んで行った。
誰だよ,こんなエモ絵考えたヤツは!!!(歓喜
そして12話でいちばんのエモエモシーン。未来翼静香が頭コッツンするところ。
翼「うれしいね」
未来「うん」
静香「私たちの気持ち,ちゃんと伝えよう」
これまでのシーンが思い浮かんで,いろんな気持ちが去来する。
ED曲ラストでサブタイ「新しい未来へ」を表示するのがとても良かった。
もっと言えばエンドカードも良かった。
良くないところを探すのが難しいくらい,すべてが良かった話数。
2期制作発表来てほしい!
【劇場先行上映鑑賞済み】
2話オーディション回,5話原っぱライブ回と同じくらい,大好きな話数。
物語としてはいちばん好きな回かも。
Aパートはグッとくるシーンばかり。
これまでの流れと12話のシーンが脳裏に浮かび,胸がつまる。
原っぱライブの寄せ書きは最終話まで覚えておいた方がいいよ!
ジュリアの「忘れられないんだ,手づくりライブ」がいちばん記憶に残るセリフだった。
Team7th「トワラー」,最初はあまりピンとこなかったけど何度も聞いてくうちにグッとくる曲になった。
愛美はバ! Poppin'Party 戸山香澄よりも歌が上手いんだがw
あと合宿最後の朝,Team8thが寄り添って寝てるカットが尊すぎる。
Bパートは始まってすぐスタッフクレジット流れてきて,ニヤニヤしてしまった。
終わってみると,涙流れてた。
次回予告,ステージでアイドルしてるあかねちゃんは美しいから困る(困らない
エンドカードまで素晴しく,密度高すぎだった。
そして次回最終話。思い出してゾクゾクしてきた。
第3幕(9-12話)は劇場で8回観たが,チャンスがあればまだまだ劇場で観たいのがほんとうに困るw
ああ,もう1話しか見られないのか。もっともっと見たい。
シアターこけら落とし公演に○○が来てて(,12話ラストで□□も出てて),2期がありそうな感じだけど。
【劇場先行上映鑑賞済み】
静香曇らせからの吹っ切れチャリティーコンサート回。
北沢志保がとてもいい役回りをしているが,千早星梨花志保静香の全員が父親との問題を抱えているメンツ(だとあとから知った
未来翼Pが最上家に行って静香パパと話したとき,Pのセリフも未来のセリフもよかったが,翼のセリフがよかった。
「ほんとうにカッコいいんですよ! 頑張って,悩んで… 全部本気なんです!目が離せなくなっちゃいますよ! 私がそうだったんだもん!」
美希から「本気」について言われたことが生きている。
1話の公園での静香の歌がここでフラッシュバックするのがよい。
2話のオーディションで静香の背中を未来翼が押すシーンは,ここで生きてくる。
過去回のはさみ方が上手い。
そして舞台での静香は一点の曇りもない顔で歌えるようになる。本当によかった。描写もよかった。
舞台がはねてからの静香とパパのシーン,志保の有無を言わさない投げがよい。
父娘に言葉は要らないのね。
アニメーションが演技するのもいいけど,ここはもうちょっと言葉を交わしてほしかったな(11話で解決したことを理解した
全体として各キャラの微妙な表情の変化に富み,どれも効果的に描いていた話数。
何度も見返したくなる。
【劇場先行上映鑑賞済み】
劇場第3幕の第1話。これから怒濤の展開が始まる。
劇場で観てよかったと思える回。
未来はじめTeam8thがASバックダンサーとして活動。
静香×千早,翼×美希,そして未来×春香というASからMILLIONSTARSへのバトンが渡されるプロットがよい。
思い出したように顕現する静香と静香パパの問題。AS千早の言葉がいい。
翼は(練習はしたがらないけど)優等生かと思いきや,AS美希に冷や水を浴びせられる。
これが翼の成長につながる。
未来と春香のやりとりは未来が主導権握っててスゴい子だな,と。
PはチーフPとの会話で成長する。
本作は未来を軸に据えたシリーズであるけど,MILLIONSTARS39人とPの成長を描いていると確信した思い出。
あと朝5時のポンコツ歌織さんがかわいすぎる。
ASライブでかかるのはあの曲。劇場第3幕で観たときはこれが9話ED曲となるとは思ってなかった。
曲中でスタッフクレジット始まるが,キャラクターに極力被せない控え目な表示はすごい。
そしてこの話数のエピローグとなるカットでクレジット再開。とてつもないこだわりを感じる。
次回予告がちゃんと予告になってた(桃子かわええ)。ちゃんと予告したのは初めてじゃないかな。