感想
2話にて初のオープニング、曲の迫力はもちろんMVが物語の示唆に富んでいる。仮面に素顔を隠す少女達の陰りはどのように暴かれるのか。非常に楽しみ。
はじめに描かれるは睦のようだ。
若いを通り越して幼い母親の言動。母親になかなか使われていないと言われる部屋にしてはあまりにも使い古されている椅子。一流の役者でありながら”子ども”として生きる親との間に愛着を十分に育むことができなかったこともうっすらと想像できる。上にのしかかる重圧。有名人の娘という評価からは”逃れられない”。
余談
睦がAveMujicaに参加した理由は”祥子が壊れそうだから”であることを加味すると更にこみ上げるものがある。
愛着形成に問題が生じると他者との適切な信頼関係を結ぶことが難しくなることが知られており、その一例として親密に感じている相手への依存が生じる。これを考慮すると、上記の睦の参加理由から、自身をAveMujicaへ捧げることで祥子から見捨てられたくないという心理を見出さざるを得ない。
また物語としてさらに酷いことに、祥子は初華に信頼を置き始めている上に、睦に対してリーダーとして冷たい言葉を吐きかける。こんな仕打ちはないよ・・・
memo
- OPがあまりにもすぎる。各メンバーの”仮面”に隠した歪みがどういう形で現れるのか楽しみだ。祥子だけ穏やかな顔をしているのは
- 睦、親に顧みられない子というところか。加えて親が有名故の重圧。
- 俺、見ててくるしいよ。
- ずっと一緒にいるから -> もう逃げられない
- これから全国ツアーの初日、睦・・・
- 睦、もう逃げられない・・・こんなのって・・・・祥子から、逃げられない・・・・
- こわれちゃった