なんというか、波長が合う。
最初はバラバラに描かれていたメインキャラと思しき五人が、瑛太と陽人の再会をきっかけに徐々に繋がっていき、音楽もそれに合わせるように、最初はトランペットだけだったのが、次々と音が重なっていき、場外ホームランと音楽の盛り上がりとがぴたりと重なり合う快感。
説明くささを極力排しながらも必要な情報はきちんと伝わる脚本も上手いし、上述のような演出もいいし、美術も緻密でしっかりと作品を支えている。キャストは、自分は名前を存じ上げない方が多いが、キャラに合っており、芝居のテンションも好み。これであともう少しだけ作画がよければ。
次回以降も楽しみ。