友人達と過ごす楽しい時間の中で、ふとした瞬間に垣間見える「苦さ」がいい。影は光を際立たせる。この、ままならなくてもどかしい、苦い味わいがあってこその青春だ。
今回陽斗が「なぜ森川か」を語るシーン、第1話で彼女がトランペットを演奏しているところが印象に残っていたので、陽斗の言葉に自然と共感することができた。前フリを丁寧にやっていて好印象。
印象的な風景が多くて、見ていると作品の舞台を訪ねてみたくなる。新江ノ島水族館かあ。
OPとEDもとても好み。
情けない話だが、メインヒロインである夏目と森川が識別しづらくて、目元のほくろを頼りにしている状態。キャラに馴染んでくれば大丈夫になると思うのだが……。
第2話にして既に作画が結構アヤシイ感じなのが心配だが、頑張って欲しい。