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とても良い

もうね、フランシュシュのみんながステージへと出ていくところで既にウルウルきてんの。倒れたさくらが再び立ち上がるあたりで、こらえきれずにダバーですよ。
思えば、「フランシュシュ」誕生編ともいうべき物語だったのかもしれない。ゾンビとして蘇って、わけがわからないうちに突然アイドルをやらされることになった七人が、アイドルという存在と向き合い、自身の過去と向き合い、やがて「この七人でフランシュシュ」と心を一つにするまでの。
で、ともあれこれでドラマとして一区切りついたなあ、と余韻に浸っていたら、あのCパートです。ずるい、アレはずるい。
最初は、変化球にも程がある、奇を衒っただけの出オチの作品だろうと侮っていたが、意外にしっかりした脚本に驚き、回を追うごとにグイグイと作品に引き込まれていった。純子と愛のアイドル観の衝突のように、ゾンビだからこそ描けるドラマを見せてくれたのは、見事というほかない。
3ヶ月間、存分に楽しませてもらった。スタッフのみなさんに感謝。



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