幻覚のめぐ姉の分の食事を用意するという用意周到なことを悠里がやってるからいつまでも由紀が夢から覚めないんだという朝食のシーン(誰か二人分食べて処理している?)。
白々しくみーくんには治療の意思があるといっておきながら、その行動には矛盾した動機が隠されている。
2話は一転して、ゾンビに囲まれた学校で籠城をする生活でやらなければいけないことが描かれていた。
胡桃のスコップの使い道も生々しく、水道や電気のライフラインが整っていることなどの疑問が次々に解決されてゆく。
ゾンビが生前の行動をするという設定はよくみるが、サッカー部員ゾンビがサッカーまでしてるというのは中々ないものだ。
幻覚のめぐ姉がいざとなれば自覚なく出てきて由紀の行動を誘導してくれている、これも悠里の催眠的な誘導の結果か。
暗い購買部で物資調達をし、暗い図書館で教養と娯楽のための本を探す。
ゾンビはオバケとしておけば由紀には認識してもらえる。
生前の行動をする図書室のゾンビは本好きだったのだろう。
胡桃の高校3年生の卒業進路に触れてドキリとする様子など非常によくできたプロットの2話だったように思う。