新生鷹の団のお披露目回。鷹の巫女であるソーニャに導かれ、若領主であるミュールは白き鷹グリフィスに出会うことになる。今回やっとソーニャがメインで登場し、そのフワフワした喋り方が神秘的で掴みどころがないような印象にマッチして魅力的だった。
そんな彼女もただの人であり、英雄、異形の者、民、全てがただ一人の男に付き従う光景。
戦が終わり佇むグリフィスの周りに青白い霊魂が集まるシーンの美しさは目を奪われるようにとても綺麗だった。
一方、黒い戦士ガッツにはファルネーゼとセルピコ、そしてイシドロが仲間に加わった。
今回見て、ガッツ役の岩永さんはやはり黄金時代から再映像化して良かったなと心から思える。黄金時代をしっかり演じたからこそ、このときのガッツの声色がとでも味わい深くて仲間を得たときの優しさが滲み出ていた。