BGMがすごくて、作画がすごくて、もちろん原作の魅力もすごくて、いいもん観たなあと大満足の内容。わかっていたことだけど作画すっごい。舞台の無限城の広大さがこれでもかというぐらいぐりぐりと視点が動いて表されているし、当然その中で繰り広げられるバトル描写も迫力満点。BGMもどの曲も粒ぞろいで最終決戦の描写をこれ以上なく盛り上げてくれる。そしてあらためてこの作品の原作の展開ってすごかったんだなと感服。いかにも最終決戦らしい総力戦で、どの人物にもしっかり見せ場が用意されているし、魅力的に描かれている。主人公側が限界を超えたかと思ったら、敵もそう簡単にやられてくれなくて、その甘くないところが素晴らしい。この勢いのまま決着まで突き進むのだから、これがあの引き延ばしの悪癖のあるジャンプ連載作品とは……と驚く。惜しむらくは上映時間が長めなので、終盤のあたりはトイレ行きたいな~と思いながら見ることになったことか。ちゃんと上映前にトイレ行っといたんだけどなあ。