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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

1期を遥かに凌ぐレベルで、青春学園モノとして、そしてラブコメとして最高に面白い作品だった。1期が友崎の成長に重点を置いたとすれば、2期は前半がその成長した友崎が友人を助けようと頑張る物語、後半は成長した友崎とヒロイン達によるラブコメといった感じだった。1期で日南と出会って様々な課題を通じて、見違える位に大きく成長した友崎が、2期では完全にリア充グループの一員として青春を送っている様子が最高だった。2期前半は、たまちゃんがメインの話だったけど、クラス内の人間関係の問題に巻き込まれる中で自分を変えたいと努力するたまちゃんに、友崎が中心になって、水沢や菊池さん達と共に協力する展開はすごく良かった。これは、1期で日南からの課題をこなす中で成長する友崎が築いてきた人間関係が、今回の2期でたまちゃんを助けることに繋がってて、友崎の努力が友崎本人のためだけじゃなくて他の人を助けることにも繋がってるってことなんだと思うとすごく胸にくるものがあった。2期後半からは文化祭編に入り、本格的にラブコメが始動。文化祭の準備の中で、演劇を通じて菊池さんと、漫才を通じてみみみと仲を深めて行く展開。成長した友崎と、メインヒロインになる菊池さん&みみみ、3人が紡ぐラブコメが最高に面白かった。特に菊池さんとの関係は、演劇の脚本として菊池さんが書いた「私の知らない飛び方」の内容とリンクさせてくる展開がすごく良かった。それを受けた友崎も、菊池さんの脚本、そこから見える菊池さんの考え方を尊重した上で自分で考え、想いを伝えていた。友崎と菊池さんが恋人同士になるまでの過程としてこれ以上ない見事なものだった。そして、結果として友崎への恋は実らなかったみみみが、菊池さんの所へ行くように友崎の背中を押したのにはめちゃくちゃ感動した。菊池さんだけじゃなく、みみみもこの作品における最高のヒロインだった。恋が実ることはなかったけど、この先も友崎との夫婦漫才みたいなやり取りは続いていくんだろうなと思う。弱キャラから大きく成長した友崎、その友崎をリア充へと導いていく日南、友崎と恋人同士になった菊池さん、そして友崎の友人である水沢、みみみ、たまちゃん、竹井、中村&優鈴、彼らの楽しい青春を、そしてリア充になるまでの友崎の成長物語をまたいつか見れたら良いなと思う。



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