爽子と風早、龍と千鶴、あやねと健人、それぞれにしっかりとスポットを当てていて、非常に内容の詰まった回だった。特に今回丁寧に描かれたのは龍と千鶴。前回の告白以降ギクシャクしていた2人だけど、今回は幼少期の回想もかなりじっくり丁寧に描写していて、2人の関係を丁寧に掘り下げてた。千鶴は龍とずっと一緒にいたし、これからも一緒にいると思ってた、それ程までに大切な存在だった。一方の龍も、同じ位千鶴のことを大切に思ってた、けどそれは千鶴とは違って恋愛感情だった。その違いから来るすれ違いは辛いものではあったけど、告白して今までの関係性が終わったことで、やっと新しく始められる。新たなスタートを切るまでの龍と千鶴をじっくり描いた今回はホントに素晴らしい回だった。