ストーリー展開、作画、細かい演出、雰囲気、声優さんの演技、あらゆる点において映画のような完成度の高さ、文句なしの神回だった。八奈見さんの言う通り、檸檬ちゃんも朝雲さんも光希も、3人とも良い人ではあるけど恋愛的にダメダメで、だからこそちゃんと話すことが必要だった。後半パートでの檸檬ちゃんと光希が話しているシーンは、会話の間の取り方とか雰囲気とか、言葉を紡いでいく感じがホントに完璧で引き込まれた。しっかりと話し、想いを伝え、やっと自分の恋を終わらせることができた檸檬ちゃん、ホントによく頑張った。切なくはあるけど、朝雲さんとも友達になり、人間関係的にはこれ以上ない位に良い形で決着したと思う。要所での温水くんや八奈見さん、文芸部の面々の存在も大きかった。5話〜7話の檸檬ちゃん編はホントに映画にしても良い位に最高の章だった。