何と言っても、とにかく戦闘シーンが素晴らしかった。作画の暴力とかまさにこの作品の戦闘シーンのような所を言うのだと思う。神作画、スピード感、迫力、全てにおいて完璧な戦闘シーンだったし、それが全ての戦闘シーンで発揮されていたのが何より1番すごいと思う。戦闘シーンに目が行きがちであるけど、ストーリーもとても面白かった。昨今だと逆に珍しいんじゃないかと思う位に真っ直ぐな王道バトルファンタジーだった。作中世界では魔法が使えず落ちこぼれ扱いされている主人公のウィルが、その卓越した身体能力と剣の腕を活かして戦い、困難に立ち向かう様子がホントにカッコ良かったし、最初はウィルを見下したいたり軽んじていたキャラ達が徐々に彼を認めていくというのも王道だった。魔法とか作中世界の設定もかなり凝ってて面白いと思ったし、かなり凝った上で難しくない、本筋のストーリー自体はウィルの目標も明確で、話を理解する上で必要な部分が良い意味でシンプルだったからこそ堅苦しくならずに、ライブ感のようなものを楽しめる作品だったんじゃないかと思う。キャラも皆魅力的だったし、単純に男性キャラも女性キャラもキャラデザがすごく良かった。カッコ良い、可愛い、美しい、そんなキャラがホントに多かった。舞台が学園ということで、メインではないけど学園モノとしての面白さもちゃんとあって、ウィルのことが好きなコレットのラブコメ要素が、作品の良いスパイスになっていたと思う。バトルもストーリーもとにかく素晴らしかった。2期がどういう感じで展開されてくのか楽しみにしてる。