Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

 2期はM家との対決が本格化してストーリーがより一層スリリングになりつつ、1期と変わらずギャグとシリアスのバランスが良くてとても面白かった。
 主に最初と最後でそれぞれ中編で描かれたM家絡みの事件は、連続殺人というスケールの大きさやより一層狡猾かつ残忍な犯人、裏にいるM家長兄マイロ・モリアーティの存在など、他の事件とは一際違う緊迫感があって非常に見応えがあったし、その中で描かれるロンとトトの絆も見所だった。M家のメンバーは皆印象に残るキャラが多かった。長兄マイロは、常にうかべている不敵な笑顔や演じる松岡禎丞さんの演技もあって、とても不気味でラスボス感溢れるキャラだった。2期最初の事件でロンに挑んだウィンターや、2期最後の事件でロン達を翻弄したタイガも印象に残るキャラだった。キャラや事件のスケールなど、様々な点において他の事件の時とは違ったと思うし、ドキドキしながら見ることができた。
 M家が関連する事件以外の回も1期と同じく面白いミステリーだった。シュピッツや雨宮さん、もふ先生やチコリなど、1期から登場しているサブキャラが2期も引き続き登場して活躍したのは嬉しかったけど、他にも容疑者や被害者など、各事件のゲストキャラは1期より印象に残るキャラが多いように思った。特に印象に残っているのが、櫻井孝宏さんが演じていた、才能誘拐犯ハミングバードこと山王。マイロとはまた違う得体の知れなさ、底知れなさがあるキャラだった一方で、そのバックグラウンドを見ると、娘への愛に溢れた1人の父親であるという一面もあるキャラだった。他にも印象に残るゲストキャラが多かったし、上田麗奈さんはじめ各キャラを演じている声優さんも1期以上に豪華になっていたように思った。
 2期最後の事件でロン達は初めてマイロと話し、事件の中でロンの父親のことも明かされた。M家との対決が今後さらに激しくなっていくことを予感させる終わり方だったし、その対決の行方がどうなるのかをアニメでもぜひ見たいと思った。



Loading...