キャラクターがどんなセリフを言って、言葉以外の要素でどう心情を描くのか、原作の中でどこまでアニメにするかなど良く考えられていた気がします。映像では光の描き方が印象的でした。
生徒会劇について川辺で二人が話すところ、燈子先輩がどんどん川を渡って行って、始めずっと河原から呼びかけていた侑ちゃんが燈子先輩を追いかけることを決めて、川を渡り切らずに折り返して来た燈子先輩と川の真ん中で向き合うシーンは人の心の移ろいをアニメでどう描くかということについてこの作品らしさが詰まったシーンで特に記憶に残っています。