殺したのが、過去の自分の意思、もう一つの可能性というのが面白い。救えなかった(と思い込んでいた)という後悔が動機なのが切ない。そして、コイルが引き起こした今回の事件、あばいたのがコイルの申し子であるミラというのも納得。 ホラー、ミステリー要素のある話で、また違う面白さがあった。最後の引きがまたニクイ。
次元Wは人の意思を具現化する力がある、という感じなのかな。やや都合が良すぎる気がしないでもないけど、物語を構成する「装置」としては面白いかも。
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