ずっと個性のない普通の少年として生きてきたのだから、いきなりあんな優秀な子たちの中に放り込まれても上手くできないだろう。滅茶苦茶緊張して、かなり固くなってたし。
しかし、女の子を助けなきゃという思いから、0ポイントとわかっていながらも体が動いた出久。勝己の時と同じ、彼らしい、でもそこが彼の格好良いところ。
おそらくそこが試験でも評価されるのだろうと思ったけれど、お茶子の訴えは予想外だった。いい娘だなあ。そして、ビデオメールのオールマイトの言葉がまた熱い。
エンディングの後、Cパートの出久の笑顔、喜ぶお母さん。画面に映された食事のメニューから、お母さんもずっと応援してくれていたのだろうな、と想像できてグッと来た。短いけれど、とても良いシーンだった。
言ってしまえばベタな話なんだけれど、それが真ん中ストレート豪速球という感じで、とても熱い。ちょっと涙ぐんでしまった。面白い。