リアルタイムでの視聴時は最終話の音無の言動に盛大にずっこけ、「結局お前天使ちゃん以外はどうでもいいのかよォ!二度と見るかこんなアニメ」となった記憶があります。しかし『神様になった日』の放送に合わせての再放送で十年ぶりくらいに再視聴し、やっぱり終盤の展開は唐突かつ強引だとはやっぱり思うのですが、それまでの日常パートにおいて、戦線メンバー達が男女混合で(ここが非常に重要です)ワチャワチャバカやってる姿を改めて見て、未練を残して死んだ者達の最後の青春、モラトリアムの時間という様相に不思議と泣けてしまった自分がいました。昨今のマジに男性性を極端に排除したアニメ作りに違和感を感じる自分としては、既に失われて久しい、ちゃんと男女がいる学園ドタバタが描かれているアニメというだけでも大きく再評価したいです。僕が死んでAngel Beats!の世界に転生したら間違いなくNPCの一人だと思うのですが、学食で肉うどん食ったり、「お前ガルデモのメンバー誰が好きなんだよ?」とダベったりする時間を過ごしたいなぁと思っています。あ、PCゲーム版はメチャクチャ面白かったです。一作しか出なかったのが本当に残念。