7話で不満だった現代的な音楽アレンジが今回はなく、舞をそのまま見せてくれたのは良かった。ただ、4話の観阿弥の「千歳」と比べると、舞そのものに引き込まれる感覚はやや弱かった。理由はまだうまく言語化できない。コガネとの絡みは、鬼夜叉に「恵まれた側の人間として何をするのか」を自覚させるための必要な場面だったと分かり、一応納得した。ただ、キャラクターとしての弱さは残る。増次郎の過去もライバルに深みを持たせるために必要な描写で、ここまではよくある話だと思っていたが、最後に鬼夜叉と増次郎がそれぞれの気付きを得た上で一緒にやる流れになったのは予想外。次回への引きとして興味を持てた。