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良くない

原作未読。期待していた青年編だったが、正直かなり肩透かしだった。青年鬼夜叉の「何が良いのか分からなくなり、惰性で舞を続けている」という悩みは、成長物語としてあまりにありきたりで、その描き方もありきたりに感じる。悩んでいる際の舞を、変なエフェクトや現代音楽を入れず普通に見せてくれた点は良かったが、能そのものの魅力をアニメで表現するという期待は、もう諦めるしかなさそうだ。

そこに第1話から登場していた白髪の男・犬王が唐突に現れ、鬼夜叉に刺激を与える。しかし、なぜ今このタイミングなのか、第1話から鬼夜叉の周辺にいた理由も説明されず、必然性が感じられない。しかも犬王の舞はエフェクトを多用した分かりにくい表現で、何が鬼夜叉を刺激するほど凄いのかも伝わってこなかった。特殊エンディングから重要回なのは分かるものの、その重要性に見合う内容とは感じられない。

題材は面白く、描こうとしているものも分かるだけに、脚本・構成・演出の力不足が目立つ。ここまで来たので最終話まで見るが、正直視聴中止したくなった。



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