Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

今回は、さらさに掛けられる言葉たちが印象的な回だった。
突然リレーメンバーに抜擢されたさらさに対する風当たりの強さ。特に本科の聖がこわかった……。
役ではない素の自分を客に見せるのが不安、という点に対し、自分という役を演じよ、という里見様のアドバイスはなるほどと思った。
また、リサ先輩がさらさに対し、選ばれた者として覚悟を決めろと説くシーンもよかった。何事もそうだなあと思います。
リレーでは、愛のアドバイスを思い出して窮地を切り抜けるのもよかった。そして里見様がかっこいい。

しかし…… 舞台で観たオスカルが大好き!とその張本人の前で言ったのが抜擢の後押しになったとすれば、
さらさは相当持っていると思った。チャンスはどこに転がっているかわからない。

(さらさの不安に関連して、虹ヶ咲1期ep.08 を思い出す。スクールアイドルの場合、アイドルという役割を演じる自分だけでなく、素の自分もさらけだして、そのmixtureとしての、ひとりの桜坂しずくを見せるという着地点に至った。一方、格式高い歌劇団のスターは、舞台でなくとも、客の前では常に、スターという役割を演じる自分を見せなければならない。)



とても良い

歌劇学校の入試で合否が分かれたときは、姉が合格を辞退して妹に歩調を合わせた。
しかし、演劇の講義では、妹がジュリエットを演じた一方、姉は端役にとどまった。
先んじる妹に対する嫉妬心がじわじわと。そして爆発。
2人の歩む道が分かれていくことは、うすうす感じてはいたのだろうけど、
同じ部屋にそっくりな居住空間を作るなど、双子であり続けようともしていた。
専科の野原さんに諭され涙するシーンは、母と娘、あるいは祖母と孫娘かのような趣。
双子であっても、ずっと同じ道を歩くことはできない。けれど、道はまた交わる。
特殊EDもあいまって、すばらしい双子回だった。



1
2
Loading...