前回のさんご同様、「プリキュアの資質」観が過去のシリーズより一歩進んだものになっていると感じる。勇気や自信が足りなくても、まなつやローラがそれら与えてあげれば、プリキュアになることができる。
そうであればなおのこと、みのりが元々持っていた個性が、むしろプリキュアとして重要な資質と思えてくる。これもさんごと同じ。
変身後のギャップは、「可愛くありたい」という心の現れなのだろうな。このはじけっぷりも含め、キュアサンシャインと良く似ている。
みのりの自信のなさは、文芸部を辞めたことと関係しているのではないか。これを克服すれば彼女はきっと、人としてもプリキュアとしても今以上に強くなれる。
「マーメイド物語」ふつうに面白そう。読んでみたい。