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ぷーざ
@pooza

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とても良い

幸運にもリアタイ実況できた。今後も可能な限り。
ジャンプコミックス10巻収録分。先の展開のネタバレを含む。

自分の脅威になり得るクロコダインを、徹底的に叩く。ダイとの戦いで既に片目を奪われていることにも目をつけ、もうひとつの目も奪おうとする。
バランが竜の騎士としての能力を持つだけでなく、戦の巧者であることも印象づける。これは大魔王が「戦いの遺伝子」と呼んで恐れたものだろうか。
息子である勇者ダイは、パーティの中心。紋章の共鳴はパーティから結束を奪うだけでなく、この場で力を使い果たしてでも、息子を取り戻すことも意図した一石二鳥の策。この策を生んだのも「戦いの遺伝子」か。

レオナがダイに淡い感情を持っていたこと、読者は当然察していたが、ここではっきりとそれがわかる。戦いの行方などではなく、ダイとの思い出のほうがはるかに大切だった。彼女の立場では当然そうなるだろう。
ではレオナは、奪われ失ったことを嘆くだけの女性か?そんなことは決してない。

一方のポップは、「師匠」の教え通りにパーティの中心である「勇者」としてのダイを案じているのではないか?そうであれば、一見熱くなっているが根は冷静な行動。
では、ポップはダイのことを心配していないのだろうか?何気なくダイに授けた様にみえるバンダナは、ダイ自身を心から案じる私情に他ならないが、そのことを今は口にしない。
また、ポップの心の奥底にはクロコダインも触れた勇気があり、ポップは既に「勇気の使徒」なのだなと思う。

二人ともダイ自身を案じているし、戦力差に折れてもいない。
作中屈指の苦境、二人の力を中心に乗り切って欲しい。



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