本日の夜実況。
前回の重い展開から明け、本編の進行は小休止の幕間回。
明るい話題だけに、この回自体は楽しめた。
職業要素はどうやら、新しい風呂敷「アイドル要素」に置き換えられた模様。「母の強さ」を表現する仕掛けとしての職業要素は、この頃には影も形も残っていない。
だが、歌の力がアスパワワを生み絶望にも対抗できるという、今後の展開を占うかのような新解釈は悪くない。新しい風呂敷を広げたからには畳んでくださいね。
一方、はなのいじめられっ子設定の描写が前回から引き続き。
「自分は何も持っていない」という挫折感からアスパワワを失い、はなが変身できなくなった10〜11話。この回に、さあやが「明るく前向き」と評してはなを鼓舞させるシーンがあった。
もしはなの笑顔が「転校デビュー」により作られたものだったのだとすると、この良シーンの解釈まで変わってしまう。いじめられっ子設定は脈絡がなく、どうにも後付け感がぬぐえない。
ダイガンがさあやに感謝を述べたシーンは良かった。
このシーンが良シーンだけに、38話でのダイガンの裏切りは許せない。