ジャンプコミックス、19〜20巻収録分。
20巻の表紙裏コメントは三条先生。ちょうどSFC「トルネコの大冒険」にハマっていた時期らしく、先着3,000名の認定証をゲットできた成果のご報告。三条先生の廃ゲーマーな一面に改めて好感、いちゲーマーとしてのドラクエへの愛情は、原作にも活かされている。
前回ポップが、最後の台詞でフラグを立てていた通りに、親衛騎団は生存していた。
「ふるいをかけに来た」とヒムが言ったが、ノヴァとの対決での印象が悪過ぎてこの時点では好きになれないのである。あとあと好漢に成長することは、もちろん承知しているけど。
死の大地で戦える資格は今立っている者だけが持っているという旨のことを言うが、「そもそもお前、本当なら何度も死んでた筈だし、たまたま命をひろっただけのヤツにそれを言う資格があるのか?」とも感じる。サババでの描写は、まだキャラが固まっていなかった時期だったからかな?とも思う。
チウら獣王遊撃隊と僧正フェンブレンが対峙するシーンは、後に大きな意味を持つ。
連載当時、チウにこんな見せ場が用意されたことに驚いた記憶がある。チウは表面的な強さでは計れない活躍が多く、この偵察もまさにその様な場面だけど、こんなところにも隙を見せずに敵を配置するハドラー(…というよりは原作者氏w)の抜かりのなさ。フェンブレンの「死人は口がきけない」という原作での台詞が好きで、これがカットされたのはちょっとだけ残念。
このシーンでチウがみせる根性は最高にカッコいいし、マリべえが魔宮の門を発見したことは後日の突入にも生かされる。
改めて確認したが、バランの登場シーン、原作では顔が描かれてない。
まぁ、正体バレバレなんですがw