本日の朝実況。
何度観てもすばらしい初回だ。始まったばかりだというのに、表情や感情が豊かなはるかにひきこまれてしまう。
プリキュアへの変身は、ゆいの夢を侮辱したクローズへの怒りと、自身の「プリンセスになる」という夢から。はるかは変顔が多い印象だけど、プリキュアとしての怒りの顔もちゃんと持っている。
伝えるべき情報量のさじ加減が初回として適正だから、彼女の心が伝わり、この回は「刺さる」のだろうな。
良いシーンは当然ながらたくさんあるが。
初めての変身で力加減がわからず戸惑っていたところ、ゼツボーグに花を踏まれそうなところで体が勝手に動いたところも好き。
彼女がどんなプリキュアであるかが雄弁に伝わってくる、キュアフローラらしさあふれるシーン。
王国の宝であるドレスアップキーを見ず知らずの女の子に渡してしまう、アバンでのエピソード。「プリンセスになる」という夢を持つはるかに、カナタがプリキュアとしての資質を確信したというのが普通の解釈だろうけど。
一方、キュアミューズや岡田が「女の子は誰でもプリキュアになれる」と言っている通り、たまたま出会ったはるかにもプリキュアの資格があると信じてキーを渡したという、「はるかは特別な女の子ではない」という解釈もありうるなと。女の子ははるかだけでなくみんなが特別。前作ハピネスチャージプリキュア!の初回と最終回で、ひめが心の結晶を高いところから無造作に投げたことにも通じる。
どちらが正しかったとしても、これはもう「ステキすぎる」ではないか。