豊口めぐみ生誕祭と称して視聴。その2話目。
ファンには有名な「アホ毛ギター」の登場回。
自分の心に打ち克つこと。音吉が与えた試練も前回は未解決。
サブタイにもある「涙は世界で一番小さな海」は、エレンの涙を見た音吉さんが、アンデルセンの言葉から引用した。エレンは人のつながりを実感して泣くことができるし、孤独を望んでいる者がその様な涙を流すはずもない。
キュアビートは自分でも言った様に、今後は「心の絆をつながりを守る為に」こそプリキュアになるのだ。
いつもエレンに甘いハミィも、今回ばかりは別れの言葉と共に立ち去るエレンを止めなかった。ハミィはエレンが必ず戻ると信じていたし、再びエレンの前に現れた時に「セイレーンは今、どうしたいニャ?」とも尋ねた。
罪を償う為に何をしなければいけないかは、エレン自身が決めなければならない。その想いが、音吉さんとハミィという一見つながりのなさそうな二者の間で通じていたのではないか。
エレンに自分の気持ちを気付かせるまでの流れで、この回にあえて、直接プリキュアとのつながりがないまもる少年を登場させたのが面白かった。