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ぷーざ
@pooza

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とても良い

ジャンプコミックス28巻収録分。
三条先生の表紙裏コメントは、まさに今回のアバンの登場について。

番組公式のTwitterアカウントでは「カウントダウン」と称して、この回に含まれる名シーンを数カット先出ししていた。
その中にあった、アバンの姿を見て驚いているレオナと、ダイヤ・ナインの終焉に涙を流しているマァム。両名の美人作画にため息が出たが、放送休止明けのスケジュールにも関わらず、今回の作画は全編通して、カウントダウンの時に抱いた期待と違わないものだった。
作画のリーダーが、過去に良回を手がけてきた香川横田コンビだったと知り、なるほどと納得。

脚本には台詞の追加も含めた細かい修正が多く入って、全体的にテンポが良くなっている。ここ一番の台詞(例えば「骸が動いたのだ!! もうけものと思えっ!!」)には改変が入っておらず、このあたりのさじ加減は相変わらず絶妙。
アニメオリジナルの良演出はいくつかあり、ポップの「アバンのしるし」が強く光るシーンの追加はわかりやすい変更点。他には、キルバーンがキルトラップを破られたことに原作以上に狼狽し、ハドラーに胸を貫かれて赤い血を流していたシーンも印象に残った。
最後は、本編から続く特殊エンディング。いや〜神だわ。

ところで、原作漫画にはナレーションがある。
マァムが絶望から「誰かなんとかしてぇっ!!!!」と叫んだシーンでは、その直後のナレーションは特に印象的だった。少し長めだけど、以下全文。

マァムの叫びに
応える者は
誰もいなかった

その場の 誰もが
残る自分たちの
能力では 何も
できない事を
痛感していた

…かつて 彼らが
戦いの中で これほど
自分たちの……正義の力の
無力さを感じた事は
なかったに違いない……

旧アニメにもナレーションがあったけど、この新アニメはナレーションなしで始まった。
とはいえ、このシーンに限ってナレーションがあるのもおかしいし。原作のナレーションに思い入れを持ってはいたけど、まぁ無粋な言い方をすれば、言われなくても分かることを言っている文章でもある。アニメの表現として、べつに存在しなくても物語は成立すると納得した。

ここまで原作との相違点ばかりでキャラの話題があまりないのでw、最後に今回の主役であるハドラーの話。
ハドラーは超魔生物になってから人が変わったと言われているけど、それは自分は2回あると思ってて。1回目はもちろん超魔生物に改造される前で、結果「己の立場を可愛がっている男に真の勝利などない」等の台詞に代表されるような求道者になったけど、この時の変化だけでは今回のポップを救った行動等、その全てが説明できないと感じる。
ポップとの会話を通じてハドラー漢泣きするシーンは、関さんの熱演もあり、とても胸に響いた。ハドラーに純粋な善性が芽生えるという、2回目の変化がここだった様に思うけど、どうだろう。D&Dの経験者にむけて言うと、カオティックエビル→ローフルニュートラル→ローフルグッドという順番。まぁこれは余談だけどw

この回を観る為に、我々は1ヶ月待ち続けたわけだけど。放送再開がこんな神回だったことにも運命を感じる。
満を持して登場したアバン、この回ではまだその話はしない。次回にでもまとめて。



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