本日の夜実況。
様々な姿を持つエリシオが最終決戦に選んだのは、ノワールとルミエルが悪魔合体したかのような姿。善と悪を併せ持った管理者…であるかのようにも見えるがそんな事はなく、ふたりとも人間的な葛藤を持っていたただの普通の人。大好きや大嫌いを持ったただの「人」。
エリシオの心は実際には無ではなかったから、エリシオは自分が望むような管理者にはなれなかった。たとえ「管理者になりたい」という様な抽象的な望みであったとしても、何かを望むことそれ自体が「心を持っていた」ということなのだろうな。
スイーツがエンプティフードであるとひまりが言ったのは、33話だったか。劇中でいちかが言う「大好き」なしには存在し得ないもの。
でもそれを言ったらこの世界では、人も妖精も何かを「大好き」と思う気持ち故に存在しており、言わばエンプティフード同様の希薄な存在だった。「大好き」を奪われた全ての人間や妖精があやうく消滅しようという状況で、それを覆したのはやはりプリキュア自身が生み出した「大好き」だった。
まったく、スイーツから始まったこの物語に壮大なオチがついてしまった。プリアラの「大好き」はスタプリの「イマジネーション」と大体同じ?
救いようのないチンピラ、悪人だったはずのグレイブが善人ヅラしていたw