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ぷーざ
@pooza

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とても良い

ジャンプコミックス32巻収録分。
このダイ大新アニメが全100回の構成であると、先日公式から周知された。この回を含めて残りの話数は14回。

この大魔王バーンとの再戦、自分にとっては全話通じてベストバウトのひとつと言った。
大魔王の最後の同時攻撃は、光魔の杖とカイザーフェニックスを「2回行動」のそれぞれに割り当てたという、文字通りの全力攻撃。
一方のレオナは、ダイのアイコンタクトの意図を正確に察し、竜闘気砲呪文の「連射」につなげる。
このとんでもない攻防に、連載当時は鳥肌が立った。

ダイがこの作戦を考えることが出来たのは、もちろん、「闘いの遺伝子」がもたらした歴代竜の騎士の経験知のおかげだろう。
では、竜闘気砲呪文をその身に受けたことがある者は、歴代騎士の中に一人でもいたのか?そんな経験をしたことがある竜の騎士はダイだけのはず。歴代騎士の叡知に「竜闘気砲呪文に耐えた」というダイの経験も加わり、レオナという無二のパートナー。様々な要素が奇跡的にこの場に集まり、その上で紡ぎ出された神の一手がこのWドルオーラなのだ。
さすがの大魔王にもこの一手が想像の外だったことが、驚いた表情からもよくわかる。まさしくサブタイ通りの「勝負をかけた攻撃」。お互いに。

場面転換が多く目まぐるしいけど(シーンの順番も、原作から激しく入れ替えられている)、ヒムとミストバーンの戦闘も同時進行。
ヒムが「自分の体を砕けるのは一人しかいない」と2度言ったが、それはもちろんヒュンケルのこと。宿敵への変わらぬ敬意を感じるよい台詞ではあるけど、「素手でオリハルコンを砕く」というこのトンデモが、もはや普通に受け入れられていることには吹き出してしまうw
右手の攻撃でミストバーンを懐に呼び込み、本当の利き腕である左手で渾身のオーラナックル。「どのみち、オレの腕は回復呪文で直るんだしよ!」と、意外と柔軟な判断ができているヒムに感心するなど。復活後のヒムは、仲間と上手く連携出来ている描写もあってなかなか頼もしい。



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