今日はデリシャスパーティ♡プリキュア、最終回の本放送だった。
ここ何年かの動向で、最終回は本編との関係が微妙に薄い番外編になってしまいがちだったところ、個人的には「戦闘の全くない全編エピローグ」を希望していた。結果的にはそれは実現し、よい最終回だったと思う。
過去に「戦闘のない最終回」を実現していたのはスイプリだった為、それを意識しての希望だった。改めて見比べてみようと思い立ったのが、今回この回を観た動機。まぁ、デパプリとスイプリの最終回、言うほど似てはいない。ハミィが再び目覚めるまでを描いたAパートが感動的だった。
ノイズはこの世界での悲しみという概念そのもの、概ね神のような存在だ。そのノイズが許された…というよりは、世界の一部として受け入れられた。多幸感に満ちたエンディングではあるが、幸せと表裏一体の要素として悲しみも受け入れるというメッセージだ。
無印「ふたりはプリキュア」のさなえおばあちゃまが「希望と絶望は隣り合わせ」と言っていたが、概ね同じことを言っているのかなと思う。この言葉も、そういえば無印の総括に使われていた。