本日の夜実況。
キュアピーチはウエスターとサウラーを「やさしい心を持っていた」と評し、ほかのプリキュアたちも同意。この周回では実は、ふたりの善性を初回から注意深く観ていたが、実際にはどちらもまぎれもない悪人だった。
救う価値のない悪人がシフォンやクローバーボックスの奇跡の力で救われたわけだが、生き長らえてしまったものは仕方がない。心を入れ替えてプリキュアに尽くして欲しいものだ。
キュアパッションとメビウスの対話のシーン。
自ら命を奪った相手であるキュアパッションを、またも「裏切り者」呼ばわり。メビウスの正体はコンピュータであるからこそ、論理的ではない矛盾した思考をすることがむしろ困難であるはず。
自分の都合に合わせた理不尽な主張こそが、逆にメビウスの計算能力の高さであると言えなくもないかも。
両者はS☆Sの満薫とアクダイカーンとの関係に良く似ているなと思った。
もとより人の心を持たないメビウスは、パッションの説得が通じる相手ではない。うつろな器に過ぎないメビウスを哀れに思う。
余談だけど、メビウスがプリキュア4人の姿に次々に移り変わっていくシーン。
最初に選ばれたのはキュアベリーの姿で、その人相の悪さに吹き出してしまう。最後はキュアパッション、更にその次にイースの姿。
この序列から、メビウスはイース(キュアパッション)に特別な感情を持っていたのではないだろうか?と勘ぐらずにはいられない。