本日の夜実況。
シリーズ構成、田中仁の脚本。キャラデザ、中谷友紀子の作画監督。そしてシリーズディレクター、田中裕太の演出。
総力戦とでも言うべき、考えうる最も厚い布陣。この回こそが姫プリの前半折り返し回に相違ない。
シリーズ屈指の重要シーンである二重奏から、「この罪を抱いたまま、もう一度グランプリンセスを目指す」の言葉と共にキュアスカーレットが初変身。「深紅の炎のプリンセス」の名にふさわしい、何度観ても熱量の高いシーンであるな。
さて、この素晴らしい二重奏シーンと「スカーレットバイオリン」は、果たしてどちらのアイデアが先行していたのだろう。スポンサーからの「バイオリンモチーフの玩具」というアイデアが先行していたとして、そこから制作スタッフが二重奏シーンを生み出したのだとすれば、「玩具メーカーとの共同作業が名シーンを生み出した」という良エピソードになりそう。
そうそう。自分もつい間違えてしまうけど、真紅ではなく深紅。
一応、ふたつの表記に意味の上での大きな違いはなさそうだけど、デリケートな部分なので誤らないように注意したい。