サポーター

ぷーざ
@pooza

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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
良い

ずっと観たかった作品。しばらく観ていなかったので、復習の良い機会になった。

秋映画としては珍しい(というか今のところ唯一の)、TV本編と完全に地続きの作品。
この秋映画に前後して、TV本編では追加戦士キュアミューズの加入をはじめとした多くの出来事が起きている。情報量の多かった展開への補完として、メイジャーランドという舞台や、アコとその両親(メフィストとアフロディテ)の関係等掘り下げがされている為、本編共々是非観ておきたいところ。

感情移入したキャラクターは誰か?自分には、意外にもメフィストだった。
要所で鍵を握っていたのはメフィストだったし、メフィストが主人公だったという解釈すらできそう。とはいえ、冒頭の「おまわりさんこの人です」ムーブは最高に面白いんですけどw
ハウリングに奪われた音楽を取り戻したきっかけは、メフィストが思い出した(ED曲でもある)歌だった。音楽は誰もが生み出すことができるから、奪い尽くすことは決して出来ないという熱い展開。(そういえば、プリキュア自らが「イマジネーション」を生み出した、スタプリ終盤の展開とも良く似ている)

プリキュアがミラクルライト(ミラクルライトーン)の力に救われるのは2回。
スイートプリキュア♪はまさに震災の年のシリーズであり、構成面でも震災の影響を多く受けたと聞く。この秋映画も恐らく同様で、ミラクルライトの力がことのほか強調されていたのはその影響だった様にも読み取れる。
周知の通り、ミラクルライトは「ファンの応援」の象徴。奇跡の力でプリキュアを救うことができる我々は、大災害に対しても無力ではないという、力強いメッセージだったのではないか。



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