本日の夜実況。ラス前回につき、バトルはこの回でおしまい。
フェアリートーン全員が合体し、クレッシェンドトーンに姿になる最終局面。その力で最後の技「スイート・セッション・アンサンブル・クレッシェンド・フィナーレ」(長い)を放つ大逆転が熱い。
ノイズは世界の悲しみから生まれた者であり、ハーモニーと対極な、その名の通りのノイズの神とでも言うべき存在。そんな相手にキュアメロディが持った感情は、敵意ではなく、ノイズを許すどころか「悲しみをいっしょに乗り越えよう」と言う。
なんというイケメンっぷり。1クール目の頃のキュアメロディから、彼女が最後にはこんなことを言うキャラクターに成長すると想像できたか?
ところで、ノイズを悲しみから救えばノイズ自身が消滅するだろうし、それどころか世界そのものも失われる気がする。
しかしプリキュアの力は、初めから「ノイズに悲しみを乗り越えさせる為に」あった力だったとキュアメロディは言った。この世界には一切の悲しみは必要ない、その様な世界観なのだろう。
次回はまるごと大団円という、贅沢なシリーズ構成であるな。
スイプリは、プリキュアの歴史の中でそれをやり遂げた最初のシリーズ。