尺不足によって面白さが半減している作品だと思ってしまいました。
設定自体はかなり面白くキャラデザも、キャスティングも作画も基本はしっかりとしているアニメだったんですけど、、
キャスティング、キャラクターデザイン、作画のこれら全ては本当によかった。後、『探偵はもう、死んでいる。』の伏線回収も面白かった。
しかし2話以降の脚本がちょっと、、、、
原作を読んでいないのであまりはっきりと書けないが色々と雑ではないか?
結局スペースはなんだったの?シエスタの旅で具体的に何をしたの?など詳細を知りたい色々な疑問が残ってしまった。
とにかく詰め込み過ぎでいたんだと思う。
キャラクター一人一人の設定は面白かったんですけどね、、
脚本以外は完璧だと私は思っているので本当は「普通」よりいい評価をつけたいのですがこれからも考えて「普通」にします。
最初はどんな作品なんだ、と思っていましたがいいですね。
姫が安眠するために色々する、という一見面白くなさそうな内容ですが思っている以上に面白いですよ。
話を重ねていくごとにわかってきたんですけど、ちまちまと勇者の話を入れたり魔王側近の話を入れたりして飽きないようにしているな、と思いましたね。
この作品は特に合う、合わないが顕著に分かれる作品だとも思いました。
個人的にはOPが最高、キャスティングが豪華、動画工房らしい作画なので大満足です!!
これはアニメが好きなすべての人に見てもらいたい作品です。
今現在レンタル費が500円程かかりますがその倍の倍の倍くらいの価値がある作品だと私は思っています。
こういうのを”神作品"と言うのだなと改めて実感しました。
まずこの作品自体、かなりぶっ飛んだ設定です。
しかし、凄いんですよ。ぶっ飛んだ設定だと普通、現実感がなくなり感情移入もクソもなくなるのですがこの作品はそれがない!!
一人一人のキャラクターにしっかりと命が吹き込まれています。それも物凄く具体的に。
ただテンポが速いのが少し気になりました。
見ていて「え?結局どういうこと?」と思う面がちょくちょくあります。
こればっかりは仕方のないことなのかもしれませんが。
作画に関しては書くまでもなく最高です。
あの少しエモい感じが最高です。
挿入音楽についても最高だった。
物語の邪魔をせず大事な時にはしっかりと役目を果たすという挿入音楽の役割をしっかり果たしてくれていました。
CASTについても文句なし1000点でした。やっぱ声優って凄いですね。
TVアニメでは少なかったラブコメ要素が多くなっていました。
御涙頂戴、のシーンがこの作品にももちろんありましたがリアリティがあるんですよね。
「御涙頂戴のシーンだな」とわかっていても泣いてしまうと思います。
ということで本当にいい作品だった。ありがとうございました。
ということでもう一回見てこよっ。