長期に渡ったフルバもついに完結。The Finalの感想を一言で言うなら、”惜しかった”。初期~セカンドシーズンは波こそあれど各キャラクターのエピソードを丁寧に散りばめながら構成してた印象だったが、The Finalの特に終盤は掘り下げ不足感が否めない部分も散見されたかな。キャラクターが軸となる作風においてその点は少し気になった。自分は原作未読なのでそこまででもなかったが、既読勢は荒れてたしね…笑
パーツごとの見せ方は良かっただけに、構成の勿体無さが出てしまったかな。特に夾関連と追加で発表された透の両親エピソードはどうにかならなかったのか。
そんな中でも透の純真無垢なキャラクター性や由希の成長・変化が感じられて思い出に残る作品には仕上がっていたと思う。ひとまずお疲れ様でした。