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全体
良い

絵もシナリオもめちゃくちゃ独特で人を選ぶ作品だったのは間違いないし、毎話完璧に理解できたわけではないがそれでもポイントポイントでの世界観の拡げ方や、漂流の謎の明かし方そして余韻の残し方などに深みを感じる作品だった。どれだけセリフの一つ一つを意味をもって感じられるか、というのが重要なアニメだったと思うがそれにしては節々での画面への引力(と個人的に定義している)が弱かった感はあるか。終盤に多用してた音楽流しながらのシナリオ進行は手法としてはひとつ有効ではあったね。こういう攻めた作品がクールに一本はあるとありがたい。



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