ミカリから語られる奥村への想いは本物でしかなくて。それを聞くリリサも真正面から受け止めて。いっぱいいやな部分見つめても好きだというミカリ。好きだけど同じ好きかは分からないリリサ。二人の想いのベクトルは今は完全一致じゃないかもだけど、奥村が大切な存在であることは変わらない。この作品らしい答えでなんだか良かったなぁ。
その思いを受け取る側の奥村は贅沢すぎるけど過去のこともあるしそんなに簡単な問題じゃないよね。先生の言葉は20代前半とは思えないほど含蓄に富んでいる。でも実際人生はそうなんだよと思える脚本だ。もう目を開けていいと背中を押してもらえるありがたさよ。
一歩踏み出して「自分という存在」を認められるようになった奥村。自分がいるから他社の中に生まれる感情がある。まだまだ鈍いのには変わらなそうだけどw、本当に大きな一歩だよね。