その中の通り、終末世界で女の子2人が隔離されたシェルターから荒廃した日本に出てツーリングをする物語。世界がどうして荒廃したのか、そこに秘められた秘密、何を目指すのか、といった世界観系のことは結局語られずじまいというなんとも肩透かしをクール通じてくらい続けていたので正直自分の期待度とのアンマッチはものすごいものがあったんだけど、多分描きたいものが違ったんだろうなということで納得してる。変わり果ててしまった世界の物悲しさをゆるっとした女の子2人を通じてややコミカルさを出しつつノスタルジックに描写する、それ以上のことは伝えない。世界観についての描写もなくはなかったけど結局それが目的になることはなかったので思い切った構成ではあったかな。