本作は続編…というよりはエピローグ的な立ち位置なのだろうな。バトーを主人公とし、トグサをバディとして物語は進行。GISよりも際立っているのはアクション面の動きの面白さ、そして要所で際立つCGの異質さ。CG、特に当時のものは意識的にそうしていたかは分からないがとにかく”不気味”なんだよな。その異質さ、異常さが噛み合った映像だったなと思うし、音響面も素晴らしい働きをしていたと感じる。
印象的だったのは県警鑑識官のハラウェイを尋ねた際に語られていた人間はなぜ自分たちと同質な生物を作り続けようとするのかという件。それが正解かなどは誰にもわからないが、女の子が子育てごっこに使う人形は実際の赤ん坊の代理ではなく、むしろ人形遊びと実際の育児が似たようなものというエッジの効きすぎた言説が展開されていたのが衝撃。子供という存在次第の人間性を否定するような論理は自分の価値観の中にはなかったので(共感はできないが)刺激を受けた。