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全体
良い
映像
良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
良い

いろいろ言いたいことはあるけど(特にマルガレーテ関連)、終わり方がすごく綺麗で満足感が高い。青春を全力で駆け抜けて、それをきちんと終わらせてくれるのがラブライブの魅力。スクールアイドルというものにこだわり、ちゃんと区切りをつけてくれる。μ'sでもそうだが、ゴールがあるからこそ青春を全力で駆け抜けられる。永続的なコンテンツになればいくらでも金を稼げるのに、それをやらないのが良い。これで四期が来たらがっかりするけど、まあさすがに無いでしょう。

いつものごとく回による当たり外れは大きいが、今回もちゃんと良い回があった。特に3話の四季メイ回と、4話の冬毬回はすごく良かった。鬼塚姉妹の「夢」に対する話がすごく良くて、新しいキャラである冬毬ちゃんと、二期ではあまりいいイメージがなかったオニナッツのことを好きになった。

ただ大きな不満点がひとつあり、マルガレーテちゃんのブレ具合がマジで好きになれない。マルガレーテがLiellaは敵って言いだして、グループが分裂して対立構造をとるんだけど、結局予定調和にまた合併。その際になぜマルガレーテがLiellaに入ろうと思ったのかの理由付けが薄かった。あの上海のライブだけであっさり墜ちるなら、最初から強い言葉を使うなよと。意固地な二人をかのん先輩が説得するために分裂させたという脚本的な理由しかなかった。あっさり認め合うすごくしょっぱい結末だった。あと、マルガレーテが留学を取りやめたのもしょっぱい。お前が始めた物語なんだから、もっと意思を貫けよと思った。
ラブライブは特に敵も現れずにすんなり連覇したけど、まあいいでしょう。それはもう仕方ない。

というわけで、ストーリーで相変わらずひっかかる部分があり、最高とは言えないけど、ちゃんと区切りをつけてくれたのは本当に良かったです。キャラもみんな成長していて(特にかのん先輩が大成長。ラブライブの主人公とは思えないほど常識人支柱枠)、一期から見続けたことによる感慨深さもあった。

アニメ勢からすると、ラブライブシリーズの個人的好き度は、μ's>>>>Liella>Aqours>虹ヶ咲。スパスタは結構好きです。



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