2024年の作品の中だったらずば抜けて良い
多数の人が言ってるが2期が面白くなかった分3期の出来はかなり良かった。
細かく見るとかなりご都合展開に感じるところもあるけど、そこを勢いでなんとかするのももうラブライブだなって感じで慣れてしまったので個人的にはマイナスってほどでもない。生徒会長そんな駆け足で引き受けていいんか
かのんちゃんかわい~~
まさに大逆転。2期生の掘り下げやマルガレーテ周り、クゥすみ関係に伴うLiellaのゴタゴタなどの問題点が山積みで、更にラブライブ優勝をダイジェストにしたあげく取りやめになったかのんのウィーン留学。あまりにも勿体なかった2期を経て、僅かな希望と共に始まった3年目は、最終盤のストーリーで「彼女達の日々を見てきてよかった」と思える出来に仕上がったように思えます。
トマカノーテ結成に伴って二分化された結ヶ丘のスクールアイドル部ですが、かのんと冬毬との活動を通して誰かに届けるための歌を覚えたマルガレーテや、冬毬との過去エピソードで夏美の"いま"を表現した4話は感動モノでした。そして、かのん不在で前に進み続けるディフェンディングチャンピオンが、圧倒的なリーダーシップを持っていた彼女率いるトマカノーテと対峙することになり、2期で不足していた「2期生」を中心としたストーリー展開を多く見られたことが何より嬉しかったですね(2期でやるべきだとは思いますが)。
トマカノーテ合流の8話の結末はあまり良いものではなかったかもしれませんが(他が想像つかない)、2年間のきな子の成長と決意、失敗を重ねながらも結ヶ丘を育ててきた恋を描いた10話、「11人のLiella!」としてスクールアイドル界のスーパースターになった11話、これまでの全てのエピソードを包み込むように『始まりは君の空』を贈った最終話。途中こそ本当に難儀なストーリーだったとは思いますが、それを忘れて絶賛できるレベルの〆だったと思います。
一番のお気に入りは第4話の「No Rain, No Rainbow」でしょうか。夏美がマニーに取り憑かれた理由が見られただけでも嬉しかったし、鬼塚姉妹に感情移入できる素晴らしいエピソードだったと思います。
作中で学年が変わっていくというラブライブシリーズでは初の試みをやってきたシリーズの3作目だったけど、新入生達が入って来て自分達が先輩となっていくという過程を通す中で各々の心境の変化や卒業後の事にも触れられていくあたりは他シリーズにはない良さなのかなとシリーズを通して感じる事が出来た。前シリーズではライバルポジだったマルガレーテが味方になって共にLiellaのメンバーとして皆と共に切磋琢磨する様子が見てて楽しかった、月並みだけどライバルが味方になって可愛い一面が見れるのはいい事だなと思う。Liellaが2つのユニットとなって互いを高め合おうというシチュエーションもよかった、OP時点で11人になってるから最後は統合するのは目に見えてたけどそこは気にしない
学校を「卒業」するという一つの区切りがあって、彼女達はスクールアイドルの世界からからさらなる世界へと旅立っていく。寂しさこそはあれど同時に後味の良さもある、第1期生たちは卒業してもLiellaは続いていく、かのん達が後輩達へ残していった財産はとても大きなものなのであると
ありがとうLiella
ラブライブシリーズはスパスタから見始めたので思い入れのある作品
3期で1年生2人追加ともなると出番のない(目立たない)キャラも出てきてしまうから個人的には1期が一番好きだけど、3期は2期より脚本かなり良かったと思う
かのんのマネジメント能力は高すぎて見習わなきゃだしマルガレーテは最初ライバルだったのにいつの間にか萌えキャラになってるし…
特に鬼塚姉妹のエピソードとかきな子のエピソードが良かったと思うので、こうして見ると結果より過程を重視したアニメだったなぁと
3年生卒業で本当に終わるのか…と寂しいけど、2年生がLiellaを引き継いでいくし終わりは何かの始まりなんだよね
ありがとうございました!
いろいろ言いたいことはあるけど(特にマルガレーテ関連)、終わり方がすごく綺麗で満足感が高い。青春を全力で駆け抜けて、それをきちんと終わらせてくれるのがラブライブの魅力。スクールアイドルというものにこだわり、ちゃんと区切りをつけてくれる。μ'sでもそうだが、ゴールがあるからこそ青春を全力で駆け抜けられる。永続的なコンテンツになればいくらでも金を稼げるのに、それをやらないのが良い。これで四期が来たらがっかりするけど、まあさすがに無いでしょう。
いつものごとく回による当たり外れは大きいが、今回もちゃんと良い回があった。特に3話の四季メイ回と、4話の冬毬回はすごく良かった。鬼塚姉妹の「夢」に対する話がすごく良くて、新しいキャラである冬毬ちゃんと、二期ではあまりいいイメージがなかったオニナッツのことを好きになった。
ただ大きな不満点がひとつあり、マルガレーテちゃんのブレ具合がマジで好きになれない。マルガレーテがLiellaは敵って言いだして、グループが分裂して対立構造をとるんだけど、結局予定調和にまた合併。その際になぜマルガレーテがLiellaに入ろうと思ったのかの理由付けが薄かった。あの上海のライブだけであっさり墜ちるなら、最初から強い言葉を使うなよと。意固地な二人をかのん先輩が説得するために分裂させたという脚本的な理由しかなかった。あっさり認め合うすごくしょっぱい結末だった。あと、マルガレーテが留学を取りやめたのもしょっぱい。お前が始めた物語なんだから、もっと意思を貫けよと思った。
ラブライブは特に敵も現れずにすんなり連覇したけど、まあいいでしょう。それはもう仕方ない。
というわけで、ストーリーで相変わらずひっかかる部分があり、最高とは言えないけど、ちゃんと区切りをつけてくれたのは本当に良かったです。キャラもみんな成長していて(特にかのん先輩が大成長。ラブライブの主人公とは思えないほど常識人支柱枠)、一期から見続けたことによる感慨深さもあった。
アニメ勢からすると、ラブライブシリーズの個人的好き度は、μ's>>>>Liella>Aqours>虹ヶ咲。スパスタは結構好きです。
リアルでも卒業していくスタイルなんすかね?
★★★★★★★☆☆☆
rated on myani.li
2期に物足りなく感じたところから盛り返してすごく良かった。葉月がゲームの話から弄られるような形で笑いを担当させられてたことにかなり嫌な気持ちになっていたのだけど、そういう嫌な気持ちになる要素が少なくなっていたことと、曲がどれもすごく良かったことは大きかったように思います。
86点