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全体
良い
映像
普通
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

最後が雑だったのは玉に瑕だが、すごく良いアニメだったな。心地よい空間の中で、皆の一歩一歩の成長に心が温かくなるアニメだった。大げさなことはおきずに、等身大だったのも良かったね。それが展開が弱いとも感じなくはなかったが、ありふれた高校生らしい話だからこそ、親近感をもって視聴できたのかもしれない。

このアニメで良かったのが、キャラクターと音楽。キャラの掛け合いはもう抜群でした。主人公のキャラに一発で心が掴まれた。最初は「こいつほんまwww」ってなる、唐突な毒と早口な自虐に笑っていたけど、最後のほうはもう皆をまとめる存在になっていた。「歌っていると良いことがあるから」とか、「おばあちゃんになっても、今の楽しい思い出を語っていきましょう」とか、心に寄り添うセリフをサラッと言うところがいいね。特にクマちゃんとの話がすごく良くて、「いい声だと思ったのは本当、だから謝らない。でも、自分の声が好きだから、声の交換は拒否する」って伝えたのもジーンときた。あと、ウタとクマちゃんが会話するシーンは全部面白かった。謎の空気感。おむすびもすごく面白い子だったし、キャラ魅力はほんと抜群だった。みんな大好きになれた。

あとはなんといっても音。すごくこだわりを感じた。アカペラというBGMが使えないものだからこそ、一つ一つの音がすごく繊細に管理されていた。第一話での、おどおどした歌声が徐々に楽しくなっていくところとか、明らかにちょっとおかしい初披露、そこから明らかに成長を感じる第二回、自分たちとは明らかに違う先輩方の歌唱。正直、画の力がそこまで強くなくて大丈夫かなと思っていたが、音だけでこれらの違いを明確に感じ取れたのは本当にすごかった。OPもすごく良い曲(最終回を見た後ならなおさら)だったし、すごく心地よかったね。

残念なのは、最後のほうが駆け足になっていたこと、今までは、テンポが遅いくらいに丁寧に描いてくれていたのに、おむすびと部長の回はさすがに雑だった。特に、おむすびがミルフィーユを感じる展開は、もっと丁寧にやってほしかったな。練習からずっと離れていたけど、自分のリードボーカルに皆が合わせてくれるようになったから和解するのはちょっと…。自分ひとりだけが抜けていたらダメなアカペラという大事な要素の解決にはなっていないような。もうちょい話数があればなんとかなったのかな?

るんるんがやっているということでコンテンツだけは知っていたが、きちんとアニメも良くできていた。今後何か新規で動きはあるのかな?



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